|
カードをとことん使いこなす裏技
締め日の翌日を狙ってトクをする
クレジットカードは基本的に「後払い」方式をとっています。利用者が買い物をしてから、実際に銀行口座からその代金が引き落とされるまで何日かの期間が設けられています。
月に一度、カード利用の「締め日」が設定され、利用代金を銀行口座から引き落とす「引き落とし日」が設定されています。つまり、商品の代金決済はカードを使ったその日に行われるのではなく、1ヶ月あまり後の引き落とし日に利用者の銀行口座から引き落とされる仕組みになっています。
このシステムを逆に利用すれば、50日以上の支払い猶予期間(ユーザンス)が得られます。
例えば、カードの締め日は銀行系の場合は毎月15日で、引き落とし日は締め日の翌月の10日だから、締め日の15日に買い物をすると、猶予期間は26日になる計算です。
ところが、締め日の翌日の16日に買い物をすると、引き落とし日は翌々月の10日になり、支払猶予期間はなんと55日にもなります。たった1日違うだけで1ヶ月以上もの猶予期間が生まれるのです。この期間を有効に使えば、金額が大きいものでも負担を少なく購入できる可能性が出てきます。
スーパー裏技
クレジットカードの利用では、こうした猶予期間(ユーザンス)を活用するのは基本中の基本といえます。ただし、自分のカード利用だけで活用しているようでは、まだまだ甘いです。実は、他人のお金を使って儲けることもできるのです。
例えば、サラリーマン生活には忘年会や新年会など、なにかと会社の宴会がつきものです。こうした宴会やパーティでは、必ず幹事さんがお金の管理をすることになるはずです。宴会に集まる人数が多いほど、その費用も多くなります。そこで、幹事役を引き受けて、徴収したお金はお店に支払わず、自分のクレジットカードで決済を済ませるのです。
店の人には、もちろん領収書を切ってもらいます。
こうすれば、カード利用によるポイントもつくし、ちゃっかり現金も手に入れることができます。あとは、ここで得た資金を投資信託やMMFなど利回りのよい貯蓄にまわして、長いユーザンスを生かして財テクに励みます。カード支払いは25日〜55日後なので、その間の利息分は儲かります。
カードの利用限度額をとことん上げる↑には?
カードにはそれぞれ利用限度額というものがあります。このなかにはショッピングとキャッシングの利用額がともに含まれており、会員はその限度額の枠を超えては利用できません。その額は、入会1年目の会員ならば10〜20万円が平均です。この利用限度額は「あなたの利用できる限度額は20万円です。そのうちキャッシングは10万円です」と毎月の明細書の中で表記されます。この利用限度額は永久に不変というわけではなく、上げてもらうこともできます。限度額の引き上げは「2〜4年のカードの更新時」が原則ですが、更新時にこだわらず随時行っているカード会社もあります。
誰でも限度額を上げてもらえるわけではありません
しかし、誰でも限度額を引き上げてもらえるわけではありません。上げてもらうためにはそれなりの期間がかかるし、厳しい審査をパスしなければなりません。その審査は「スコアリングシート」をいう個人データで行われ、クレジットヒストリーをいう月々の利用額、利用頻度、利用場所、利用品目、それに延滞があったかなかったか(支払い状態)、事故(ブラックリストに載っていたか)などが記載された書類も参考にされます。確実に増額を望むならば、こまめにカードを使い、支払いをきちんとしてカード会社にたいしてプラスイメージを与えておくことが大切です。
電話で直談判
もっと確実に、という会員には、入会時に年収を書き込む時点で多めに書いておく方法もあります。審査では年収がかなり大きくものをいうので、3年先分のベースアップ分を足した額でも書いておけば早い時点で増額になるはずです。
まず、毎月こまめに利用しているか。同じ100万円でも、年に一度100万円利用するより、毎月8万円ずつ利用する方が喜ばれると言うケース。そのカードと長く付き合っていきたいという意思を示し、好印象を残します。
また、キャンペーン期間中などを利用して友人や家族をたくさん紹介するのも、プラスになる。会員紹介には謝礼をもらえることも多いので、一石二鳥。
さらに、
別途ゴールドカードにも申し込む。
少々ハッタリでも、
「年収も上がり、自分はゴールド会員にふさわしい」
と印象付ける。
銀行系カードの場合、かなり効果があり、もっとも手軽で有効な方法は、直接電話で増額を要求することです。「返済には自信がある」と直談判すれば、前向きに検討してくれるカード会社も多いはずです。
ただし、
あくまでも「ショッピング利用で」と言って申込む事。
キャッシング利用の増額希望は、カード会社によっては不安材料と解釈され、マイナスポイントになる可能性も大きいのです。
|
|